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役に立つ福祉の資格

社会を支える福祉

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社会貢献ということを考えた場合、福祉の仕事は最も近い理念を持っているといえます。人の役に立ちながら、生きがいとして感じることができる福祉は、多くの資格でサポートすることができるようになっているのです。

日本人だけではなく、人間である以上幸せになる権利があるといえるでしょう。最低限の生活も保障されるべきですし、誰でも暮らしていくことができる社会でなければいけません。少なくても日本の社会は、そのレベルまでは成長してきたのです。

相談ということに特化した社会福祉士

福祉の資格ということで考えると、非常に多くの資格が該当します。生活ができないほど困窮している人たちをサポートしたりする資格になるわけですから、本当に多くの場面で生かすことができるのです。その中で、国家資格として問題解決に対して援助することができるのが社会福祉士になります。

社会福祉士の場合には相談業務という形になり、直接的に支援したり援助したりする資格ではありません。ですが、悩みを聞き、相談に乗ることで、問題解決の糸口を見つけ、提案していくことができるのです。それも、地域に対して制度提案もできる資格ですので、思っている以上に大きな力を持っています。

社会福祉士には、相談を受ける対処が絞られることがありません。介護の問題でも障碍者支援でも、生活保護でも相談に乗ることができるのです。相談ということの独占資格ではないためスペシャリストというよりも、エキスパートとして福祉ということを支えていくことができる存在といえるでしょう。

公的資格として福祉を用具支える福祉用具専門相談員

もっと違ったアプローチとして、福祉用具専門相談員という死角もあります。介護や援助が必要になってしまったとき必要になる福祉用具を選定し、使い方もアドバイスするための専門職です。

介護や福祉の現場では、人力によるサポートが行われていますが、適切な道具を使っていくことで、相互の負担を軽減していくことができます。片側から考えて選定するのではなく、相互の立場で考えていくことが特徴で、さまざまな知識をもってサポートしていくことになるのです。

この資格は、公的資格でありますが、国家資格ではありません。ですが、福祉用具を貸与していたり、販売していたりする場合には、2名以上配置しなければいけなくなっているのです。他の国家資格で代用することもできますが、スペシャリストとして重要な意味を持っている資格であるといえるでしょう。

受験資格はありませんが、50時間にも及ぶカリキュラムを修了しなければなりません。最後には筆記による習熟度評価もありますので、決して誰でも取得することができる資格とは言えないでしょう。