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テレフォンオペレーターの仕事

テレフォンオペレーターで代表的なインバウンド業務


一口にIT系といっても、実に幅広い職業があります。プログラムを専門とする仕事もありますし、動作管理をしていくこともIT系の仕事の一つに数えることができるのです。

さらには、テレフォンオペレーターもIT系の一つとして数えられます。なかなか知られることのないテレフォンオペレーターですが、2つの業務に分けることができるでしょう。

1つ目はインバウンドです。あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、日本語に直せば受信業務といったところになります。職場としては、コールセンターで電話を受けることが中心です。

いろいろな形がありますが、有名なのは通販番組などで商品注文を受ける仕事でしょう。予約や注文、資料請求といった要求を受け付け、的確に処理する必要があるのです。

ほかにも、お客様相談窓口も重要な仕事になります。顧客と企業をつなぐのが、テレフォンオペレーターのインバウンドであり、IT系として、パソコンの入力やデータベースからの情報参照など、的確な操作能力が求められるのです。

嫌な思いをすることもあるアウトバウンド

インバウンドの反対に位置するのがアウトバウンドで、発信業務と訳することができるでしょう。

また、インバウンドが、顧客と企業をつなぐ役割であるのであれば、アウトバウンドは企業が顧客に対して発信していく業務となります。アンケート調査や住所確認業務といった仕事もありますが、中心となるのはセールスです。

個人顧客に対してカードの案内をしたりするのは、アウトバウンドの中でも有名でしょう。ほかにも、求人広告の紹介をしたりする営業的な部分が多く、ひたすらかけ続けることにあります。

インバウンドより仕事の数は少なく、嫌な思いをすることもしばしばです。ですが、待遇的にはアウトバウンドのほうが好条件になることが多いともいえるでしょう。

タッチタイピングができるかどうか

テレフォンオペレーターになるためには、何か資格がいるわけではありません。正確にパソコンに対して入力できる力が必要で、特別なソフトの操作経験が要求されることはまずありません。そのため、業界未経験でも問題になることはないでしょう。

ほとんどの企業では、研修期間を設けています。さらに、マニュアルの整備も進めているため、専門知識がなくても対応できるようにしているのです。

話しをしたり、聞いたりするのが好きな人に向いている職業ではありますが、話しながら入力できる程度の力は必要です。正確に入力することが一番ですが、タッチタイピングができるかどうかで、採用が決まることもあります。

電話ですので、対応のマナーができているかどうかも重要でしょう。いきなり身につくものではありませんので、普段から気を付けて生活することが必要です。