転職を考えるのであれば収入も
事務の仕事というと、とても地味な仕事に見えることがあるでしょう。縁の下の力持ちといっても、企業にとって主たる業務でないこともあります。特に転職することになるとすれば、いったいどれぐらいもらえるのかということは、大変重要な意味を持つでしょう。
人間は、霞を食べて生きることはできません。やりがいがある仕事だったとしても、必要な収入は確保しなければいけないからです。
一般事務の給料は低調
事務系の給料を考えた場合、一概に判断することはできません。企業ごとに職務内容に大きな差があるためですが、一般事務というくくりをするのであれば、都内で20万円までといったところでしょう。ただし、下限はぎりぎりまで下げられますので、最低賃金に近いことも珍しくありません。
かなり抑えている企業の場合、事務はパートや派遣社員にしているところも珍しくありません。この場合も下限は最低賃金で、どんなに高くても時給1000円程度までに収まっているでしょう。思っているほど貰うことができませんが、資格を有していたりすると手当が付くこともあります。
営業事務のように、専門知識が必要になったりすると、かなりアップしていくことになるでしょう。そして営業分野が歩合扱いになると、驚くほど貰えるケースもあります。
営業形態によって差がありますので、一般的なレベルとしては25万円以下と考えておくといいでしょう。ですが、一番の違いは下限で、最低賃金とはならず18万円程度からスタートすることが多くなっています。
専門化が進んだ事務の場合には
専門化が進む経理の場合、同じ事務といってもこの賃金レベルでは収まりません。資格を有し、専門的なスキルも持っている場合、かなりの高給をもらうことも出てきます。
男性も多く勤務していることがあるため、女性の給料水準もかなり高いレベル偽ってされているものなのです。経理の場合、会社の中枢を担う職務にもなりますが、それだけの責任もついてくることを忘れてはいけません。
専門性が高くても、時給換算になりやすいのは、データ入力でしょう。季節雇用というパターンもあり、出来高換算になることもあります。
この場合には歩合制ですので、自身の能力が高ければ、かなりの高給取りを目指すこともできるのです。ですが、事務ということを考えると、思っている以上に給与水準は高くないものだといえるでしょう。
