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ネイリストになるには

転職先として大人気のネイリスト


ここ数年で、転職先として大きな人気を獲得してきているのがネイリストです。爪に関するスペシャリストですが、実は2つに分かれている点に注意が必要でしょう。

一つは、爪のケアを考えていくネイルケアです。もう一つが、華やかに装飾したりするネイルアートになります。この2つは、似ているようで、全く別の仕事をしていくことになるのです。

ネイルケアとネイルアート

ネイルケアは、爪を整えたり、磨いたりしていく作業であるといえます。最も基本となる部分であり、実際にはネイルアートよりも重要な意味を持つのです。

どんなにきれいに飾ったとしても、元の爪がダメになってしまえば、草食を生かすことはできません。日常生活にも支障をきたしてしまうことになるでしょう。そうなれば、ネイルアートも行うことができなくなってしまうのです。巻き爪などの強制やカットの施術を行うのも、ネイルケアの大事な仕事になります。

ネイルアートは、爪に対してさまざまな装飾を施し、見た目にも美しい状態を作り出していく作業です。マニキュアを使い、色を付けたりすることが始まりでしたが、今ではさまざまな装飾のため、ストーンを使ったり、付け爪をつけたりすることも可能となりました。技術の進歩が早い分野でもあり、今では3Dアートまで登場しているのです。

トレンドが重要な部分で、常に勉強が必要になるでしょう。ですが、いかに希望のものに近づけていくのか、デザインセンスも必要です。傾聴できるだけの力もなければ、正確に表現することもできません。

今のところは資格は必要なし

ネイリストになるためには、現在のところ特別な資格は必要ありません。専門学校で、スキルを学び身につけることは有効ですが、経験を積むことに勝る部分はないでしょう。ただし、学校で学ぶ衛生管理は重要で、顧客の爪の健康を守る点では、大変有効なのです。

ここで問題になるのは、現状では資格が必要ないというところでしょう。今後はどうなるのかは不透明なのです。この背景には、爪の健康に関する問題があります。

ネイルアートを施したものの、爪にカビが生えてしまったりする健康被害はかなりの数になってきているのです。これも衛生面での知識不足が問題で、大きな原因ともなってきているため、近い将来には有資格者でなければ、施術ができなくなる日が来るかもしれません。