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介護職のお給料は?

介護の資格の再設計

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介護の仕事は、これから先介護福祉士が中心となるように再設計が始まっています。現在では、さまざまな資格が乱立し、本当に必要な技能や知識が整備されていなかったのです。これがようやく国家資格として明確となってきました。

介護福祉士の場合、雇用形態がいくつも存在します。正規職員として働くとするのであれば、16万円前後の月給となるでしょう。年収としては、300万円前後といったところが中心となっています。

職務内容や責任ということを考えた場合、介護福祉士の給料は高いわけではありません。夜勤があったり、休日出勤があったりすることを考えれば、かなり安い部類になるでしょう。変則勤務にもなることから、辞めていく人も多いのです。

雇用形態の中でも、社会福祉法人に勤務している場合には、公務員に準じた扱いとなります。給料体系も準じたものとなるため、期末手当や福利厚生の面で有利になることもあるでしょう。

このほかにも、資格手当が付く場合もありますし、基本給は低くても、残業代と休日出勤でカバーできることもあります。それでも、決して高給取りとは言えません。

新卒でもあまり変わらない待遇

新卒者が、介護福祉士になるケースは現状、まれでしょう。統計が取られていますが、新卒で入ってきた人は、全体の1割にも満たない状況です。収入といった面は、経験者とあまり違いはなく、16万円前後となっています。それだけ貴重な存在であるともいえるでしょう。

しかし、転職の場合には、貰えても14万程度まで抑えられてしまいます。経験が重要になってくることもあり、資格があってもあまり高い給料はもらえないのです。ただし、手当が付きますので、実際にはもうちょっともらっているのと同じぐらいにはなるのです。

仕事を見つけやすいということでは断トツ

給料水準の低い介護福祉士ではありますが、仕事を見つけるという点では優れているといえるでしょう。介護の世界は慢性的な人手不足であり、すぐにでも雇用先を見つけることができるはずです。現在の職種の中で、ここまで餡手下供給源となっているのは、ほかにはないでしょう。

この環境からわかる通り、売り手市場であるため、条件が合わなかったりすれば、介護から介護へ転職することも珍しくはありません。実際に離職者も転職者も多く、一般的にはピークを迎える35歳でも、かなりの案件を見つけることができるのです。