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  3. 営業事務の業務内容とは?

営業事務の業務内容とは?

営業スタッフのサポートをする重要な仕事

事務職にはいろいろな仕事がありますが、中でも営業事務は営業部門に特化した事務で、営業スタッフをサポートするという業務を果たします。
営業スタッフが自分の営業活動に専念できるように、顧客リストを作成したり営業用プレゼンテーションの資料を作ったりするのです。
また、商品や顧客に関する情報を集めてレポートにまとめるといった仕事も、営業事務にとって重要な仕事であり、営業活動のスタートとなる役割を果たします。

単に営業スタッフの雑用をするということではなく、強力なサポートを与えることによって、営業活動を効率よく進める助けになりますし、時に営業活動の方針を左右する働きをすることもあります。
スキルや能力次第で、かなり大きな役割を演じられるようになる仕事ですので、とてもやりがいを感じられるでしょう。

人との関わりが多くなる部署

営業事務は、所属する営業部門のスタッフだけでなく、他の部署との調整をすることも多くなります。
商品開発部から上がってきた新商品についての情報を集めたり、営業活動にかかった費用を経理部に回したりします。
こうした他の部門との調整がうまくいかないと、営業スタッフがしっかりと働けなくなってしまいますので、営業事務の役割は大きなものがあるのです。

さらに、顧客との連絡を取ることも営業事務の仕事となることがあります。
定期連絡をして必要な注文を聞いたり、何らかのクレームがあったときに対応したりします。
もちろん、重要な取引の内容については営業スタッフが扱いますが、細々としたことは営業事務のスタッフが行うことが多いので、コミュニケーション能力が求められる業務と言えます。

しっかりとスキルを持っていると転職に有利

このように営業事務のスタッフは、営業活動を、強いては企業の経営の基本となる業務を行います。
そのため、優秀な営業事務スタッフは重宝されることになるでしょう。
転職の際にも、高いスキルを持っている人は積極的に採用されることになりますし、給料などの面でも良い条件で仕事を見つけられることになります。

営業事務に役立つスキルはいろいろなものがありますが、パソコンスキルなどの基本的なものに加えて、法務関連の知識や会計のスキルがあると役立ちます。
また、最近では海外進出している企業もかなりありますので、英語や中国語などの外国語スキルもあると、より良い条件で仕事を見つけられるようになるでしょう。
さらに、実務経験が高く評価される傾向もありますので、この分野での経験年数が長いのであれば、そのことを前向きにアピールすることができますし、より良い条件で雇ってくれる企業を探すことも可能です。