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アロマセラピストになるには

香りを使ったスペシャリスト

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人間の体や自然の中には、医学では簡単に説明ができないようなこともあります。特に精神に働きかけるようなものは、科学的にはよくわからなくても、効果を実感できるものがあるでしょう。

アロマテラピーも、その一つで、精油などを用いてストレス解消を目指したり、病気の予防を考えたりしていく方法です。中には、科学的にもはっきりと効果が認められているものもあります。このアロマテラピーを有効に使い、施術を行ったりするのがアロマセラピストです。

3つの協会の資格

香りというものは、古くからさまざまな作用があることがわかっています。その作用を有効に使っていくことができるのは、やはり知識があるからです。

こうした知識を身につけるためには、国家資格などがあるわけではありません。ですが、独学で進めていくためには限界もあるため、民間の資格取得を目指す人が多いのです。

アロマセラピストの場合、大きく分けて3つの資格が存在します。JAAアロマ資格とAEAJアロマテラピー検定、日本アロマテラピー統合医学協会認定資格です。こういった資格を持っていると、転職したり、開業したりする場合に能力を担保することができるでしょう。

アロマセラピストになる3つのルート

専門的な知識を得るために、資格取得を目指す場合、3つのルートが存在します。これは、ほかの資格でも同じようなルートになりますが、スクールに通うのか通信講座を利用するか、それとも独学で学んでいくかになるでしょう。

アロマテラピーの場合、スクールは協会直下のものになります。通信講座も行っており、ライフスタイルによって選択することができるのです。

スクールに通うことができる場合、目の前で施術や講義を見ることができ、スキルを上げることができるようになります。その分だけ時間も必要になりますが、技術を身につけるという点では、最も意味があるでしょう。就業サポートをしてくれるところもありますので、アロマセラピストを目指すのであれば近道であるともいえます。

通信講座は手軽ですが、実践的な部分で不安が残るのです。メールでのサポートを受けることができたりもしますが、実際の講義を受けることができるのとは、大きな違いが出てきます。

独学の場合、費用は最も掛かりません。時間も自分の自由に使うことができますし、資格の取得も目指すことができます。

しかし、通信講座同様に、生の講義を受けることができず、高い技術を身につけるためには大きな障害となってくるでしょう。就職という面でも、サポートを受けにくい環境となりますので、アロマセラピストとしては最も遠い位置にあると考えるべきなのです。